C言語の特徴とできること

2020年01月20日

C言語の特徴、できること

C言語はコンピューター・プログラム言語のひとつです。C言語のなかで、最も利用者が多い「C++」言語を紹介していきます。

 

「C++」(シープラスプラス)は、汎用プログラム開発言語の一種です。

 

「C++」は、1983年にベル研究所(ノキア社の子会社で電話研究機関)が、C言語の拡張版として開発した汎用開発言語です。

 

C言語の拡張版は、仮想関数・多重定義・多重継承・テンプレート・例外処理の機能が追加されました。

 

 

1990年代以降は、「C++」は、IT業界が最も利用する商用プログラミング言語の一種となりました。国際標準規格化をISO・IECが共同で実施しています。

 

現在最新のバージョンは、世界標準規格で「ISO/IEC 14882:2014」とされています。

C++とは何か?

「C++」は、汎用プログラム開発言語です。

 

「C++」は、表現力と効率性の向上を目的に、手続き型プログラミング・データ抽象・オブジェクト指向プログラミング・ジェネリックプログラミング(標準生産製品)の複数のプログラミングパラダイム(模範的構造)を組み合わせています。

 

「C++」の「++」は、C言語でいうインクリメント(改版を意味し、基の版数値に1を加算した呼称)を示しています。

 

C言語にオブジェクト指向の概念を追加した(プラスした)意図で名付けられました。「シープラプラ」と略して利用される事が多くあります。

C++で出来ること

「C++」で開発されたアプリケーションでは何が出来るのでしょうか?

 

第1に「IoT(物をインターネット接続して制御する技術)」に活用されます。

 

最近は「JavaScript」で開発・運用・実装するケースがありますが、割り込み機能を活用する事や本格的な制御をする際は、「C/C++」は不可欠です。第2に「高速稼働」です。

 

最近はCPU速度が高速なので、開発言語による影響は無いと思われがちですが、そうでもありません。

 

画像処理は、CPU速度が高速でも、画像解析時間を厳しく制限される場合が散見されます。直接機械語に変換可能な「C/C++」が効果的です。

 

「C/C++」を熟知する事により画像処理が円滑に動作します。

C++の将来性

「C++」開発言語技術者の将来性はどうでしょうか。

 

「C++」は、C言語を基にした影響力の大きい開発言語です。

 

「C++」で開発されたオブジェクトは高速稼働を得意としています。

 

世界的に高名な「Face book」は、「C++」の高性能で高信頼性を大きな理由として開発・構築しました。

 

今後は、人工知能(AI)、ディープラーニング(深層学習)、IoT(物をインターネット接続して制御する技術)が進歩しています。

 

情報機器の多用さ求められるなかで、開発言語も進化しています。「C++」は、高性能で信頼性が高位なプログラム言語です。安易に「C++」のスキルをアップする事は厳しい状況です。

 

しかしプログラマー経験を積み重ねた結果、需要は一段と高位になります。

 

簡単に「C++」の技術者にはなれませんので注意して下さい。

 

基礎知識と経験年数が必要になります。初心者向けのコンピューター言語ではありません。