JavaScriptの特徴とできること

2019年12月23日

JavaScriptとは?

JavaScriptはWebサイトで使われるスクリプト言語です。

 

そもそもすべてのwebサイトはHTMLとCSSで作られています。HTMLでサイトの骨格や内容を記述し、CSSはHTMLで作られた構造の配置を整えたり、文字を装飾することで見栄えを良くします。

 

これでもサイトとしては機能しますが、スライドする写真やバナー広告を入れたりアニメーションをつけてサイトをもっと華やかにしたいとおもったらHTML/CSSだけでは不十分です。

 

そんなとき使われるのがJavaScriptです。

 

JavaScriptはオブジェクト指向のスクリプト言語であり、DOM(Document Of Model)というHTML構造を操作する仕組みを使うことによってWebサイトに洗練された動きを付けることができます。

JavaScriptで作れるwebページの動き

洗練された動きと言われてもピンとこないと思うので、いくつか例をあげました。

色の変わるボタン

クリックしたり、マウスを乗せたりしたら色がボタンの色を変えたりするのもJavaScriptで実装できます。

ポップアップ

クリックしたら違う画面がポップアップする仕組みはJavaScriptで作られています。

カルーセル

スライドショーのように複数の画像を表示させることです。一見難しそうですが、ライブラリを使えば簡単に作れます。

リアルタイム更新

これは応用編ですが、JavaScriptのAJAXという機能を使えば、画面を再読み込みしなくてもリアルタイムで新しい情報をwebページに表示させることができます。

 

これらはほんの一例で、JavaScriptを習得すれば動きのあるオシャレなWebサイトを作ることができます。

JavaScriptでできること

JavaScriptはwebページに動きを付ける以外のこともできます。

サーバサイド

基本的にWebサイトはユーザーが直接閲覧する「フロントエンド」と、ユーザーからの要求に応えたり、フォーム入力を処理したりデータベースを更新したりといった裏方を担当する「サーバサイド」の2層構造になっています。

 

Webページに動きをつけるというのはフロントエンド側の開発になりますが、Node.jsというフレームワークを使えばJavaScriptで目に見える部分も目に見えない部分もすべて開発することができます。

ゲーム制作

JavaScriptを使えばweb上で動く簡単なゲームを作ることができます。

スマホアプリ

スマホアプリ開発と言えばiPhoneならSwift、AndroidならJavaが一般的ですが、MonicaやTitaniumというツールを使えばJavaScriptでもスマホで動くアプリを作ることが可能です。

JavaとJavaScriptは違うの?

名前が似ているので親戚だと思われがちですが、JavaとJavaScriptは全く別の言語です。

 

Javaはシステムやスマホアプリ開発に用いられるコンパイル言語です。Webサイトでは、サーバサイドの言語として使われます。

まとめ

JavaScriptはWebページに動きをつけることができるスクリプト言語です。

 

JavaScript単体で何かを作ることは少ないですが、Webページには欠かせない重要な言語です。HTML/CSSと合わせて覚えておくと役に立ちますよ。