IT業界の現状と今後

2019年12月20日

はじめに

現在既にIT業界に携わっている方や、これからIT業界に入ろうとしている方は、IT業界の今の状態やこれからの将来性について気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、「IT業界の現状と今後」について簡単にご説明致します。「IT業界ってこれから大丈夫なの？」「エンジニアもAI（人工知能）に仕事を取られるんじゃないの？」などと不安に思っている方は是非この記事を参考にしてみてください。

IT業界の現状は、人材が不足しており完全に売り手市場です。

この原因としては、少子高齢化やITに対する教育不足などが挙げられます。

2020年度から小学校のプログラミング必修化などもニュースになってはいますが、プログラミング自体が必修になるわけではなく、あくまでプログラミング的思考を養うための教育がされるようになるだけです。

ゆえに、問題が今後すぐに解決するとは考えにくいでしょう。

エンジニアの需要は今後もますます高まります。なぜなら、これからますますIT技術を必要とする企業が増えるからです。

従来のwebサイトやSNSによる集客だけでなく、AI（人工知能）による業務の自動化がこれから多くの企業で当たり前になるしょう。

経理、営業、広報などのあらゆる業務にIT技術が深く関わってくるため、エンジニアという職業は将来性の高い仕事だと言えます。

エンジニアがAI（人工知能）によりいらなくなる可能性は、遠い将来的になくはないかもしれませんが、直近10年程度ではその可能性はほぼゼロだと言えるでしょう。

なぜならAI（人工知能）は皆さんが考えているほど万能ではないからです。既に自然言語処理を活用したAIスピーカーなどがありますが、あれも別に人間が話した言葉の意味を理解しているわけではないのです。

ただ膨大な過去のデータからパターンを学習し、「Aと言われた時にはBと返す」というようなことを適切にやっているだけなのです。

そのため、AIがプログラムを自動で全て考えて作り出すといったSFのようなことは現状では考えにくいでしょう。

しかし、現状を覆すようなテクノロジーが出てくる場合もゼロではありません。その辺りについては誰も予想ができないので、何とも言えない部分ではあります。

今回はIT業界の現状と今後について簡単に説明しましたが、いかがでしたでしょうか。

最後にまとめると、IT業界の未来は今後も明るいと言えそうです。これからIT業界に進もうか迷われている方は、是非積極的にトライしてみてください。

きっとワクワクする楽しい未来が待っていることでしょう。