プログラミング言語の違い、人気の言語は?
2019年12月23日
はじめに
世の中には多くの種類のプログラミング言語があります。しかし、「正直言語ごとの違いなんて分からない・・・」なんて人も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では人気のプログラミング言語とその特徴についてざっくりご紹介いたします。
Python
Pythonの特徴は、便利なライブラリが豊富にあることと、コードの書き方がシンプルでわかりやすいことです。プログラミング初心者の方にも人気の言語にです。
用途としては、AI(人工知能)やデータ分析だけでなく、webアプリ開発やスクレイピング(webサイトから自分の欲しいデータを自動で取得すること)などにも良く用いられます。
幅広い分野に用いることができるので、汎用的なプログラミング言語だと言えます。ちなみにInstagramやyoutubeなどにもPythonが使われていますよ。
Ruby
Rubyの特徴はwebアプリの開発が簡単にできることです。
それは、Ruby on railsというフレームワークが非常に強力だからです。Ruby on railsとは、webアプリ開発を迅速に行うためのフレームワークで、ベンチャー企業などでよく用いられています。
具体的には、少ない行数で開発が行えたり、テストを自動化したりすることができます。
フリーランスのRuby案件も多いので、フリーランスになりたいという目的でRubyを学習される方も多いです。ちなみに、ぐるなびやクックパッドなどにもRubyが用いられています。
HTML, CSS
HTMLはwebサイトの骨格を作成するための言語です。
<h1></h1>のようなタグを用いて記述するのが大きな特徴です。
それに対してCSSはHTMLで作られた骨格に対してデザインを適用するための言語です。具体的には、webページの特定の箇所に色を付けたり大きさを変えたりといったことが可能です。
Webデザイナーやwebディレクターになりたい方は、まずHTMLとCSSをセットで学習するのが基本となります。
しかし、他のプログラミング言語に比べると学習が容易かつ奥深さに欠けるため、エンジニアの中では平均報酬が少ないプログラミング言語でもあります。
そのため、HTMLやCSSをベースとして他の言語も学んでいくことをオススメします。
JavaScript
JavaScriptは動的なwebページを作成するためのプログラミング言語です。
例えば、webページの特定の箇所にカーソルを当てた時にその部分を点滅させたり、動かしたりすることが可能です。
JavaScriptは通常<script></script>といったタグを用いて記述します。
webページの訪問データなどが解析できるGoogle AnalyticsもJavaScriptで書かれています。
Swift
iPhoneのアプリを作ってみたいと思った方は多いでしょう。実はiPhoneのアプリはこのSwiftという言語で書かれています。
Swiftは変数の型を宣言しなくても自動的に型が決定されるのが特徴です。
そのため、型をいちいち宣言しなければならないプログラミング言語に比べて簡潔な書き方ができます。
Java
AndroidのスマホアプリはJavaで書かれています。
JavaはSwiftと違い、変数の型を1つ1つ宣言しなければなりませんが、逆に言えばそれが長所でもあります。
変数の型を宣言しておくことによって、意図しない型のデータが入ってきたときにエラーを即座に発見できるからです。
そのため、金融系のシステムなど、1つのエラーが致命的な損失に繋がる場合にJavaで強固なシステムを作ることが多いです。
終わりに
様々なプログラミング言語とその特徴を簡単に説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
闇雲に学習に着手する前に、自分のやりたいことに合ったプログラミング言語を把握することが重要です。是非みなさんもプログラミングを学んで自分の作りたいものを実現してみてくださいね。