オンラインとオフラインはどっちがいい?
2020年01月20日
はじめに
「オンライン形式とオフライン形式はどっちがいいのか」は、プログラミングスクールを検討する際に一度は考える問題でしょう。
そしてこの記事を読んでいるということは、今まさに「オンラインとオフラインはどっちがいいんだろう。自分はどっちがいいんだろう。」と悩んでいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では各形式のメリットデメリットからおすすめの人までまとめて解説していきます。
オンラインとオフライン(通学型)どちらがいいのか
結論から言うとどちらがいい、どちらのほうが優れているとは言えません。
なぜならプログラミングスクールに通う目的やその人の性格などにより、その人に合うスクールが変わるからです。
大切なのはオンラインとオフラインそれぞれの特徴を理解し、自分に合った形式を選ぶことです。
そこでここからはオンライン形式とオフライン形式それぞれのメリットデメリット、そしてそれぞれの形式に合った人を紹介していきます。
オンラインのメリット
まずはオンライン形式のメリットから説明します。
オンライン形式のスクールでは、基本的にSkypeなどのツールを用いたテレビ通話で学習します。
仕事や学業と両立しやすい
オンライン形式のスクールは基本的にビデオ通話でレッスンをするため、自宅や勤務先、カフェなど場所を選ばずレッスンを受講することができます。
またレッスン時間を比較的自由に設定できるスクールが多いため、本業のスキマ時間や朝出かける前など好きな時間にレッスンを受講することもできます。
つまり、時間と場所に縛られないため仕事や学業で忙しい人でも学習しやすいのです。
これはオンライン型スクールの大きなメリットですね。
地方や海外在住でも受講できる
繰り返しにはなりますが、オンライン形式の場合場所を選ばずに学習することができます。
そのため地方や海外在住の方でも受講することができます。
逆にオフライン形式(通学型)の場合は教室に通う必要があるため、教室がある都市近郊の方しか受講することができません。
オンラインのデメリット
モチベーションのコントロールが難しい
これはスクールによりますが、オンライン形式の場合は一人での学習が多いためオフライン形式に比べてモチベーションを維持しづらいというデメリットがあります。
質問の回答がすぐに得られない場合がある
これもスクールによりますが、オンライン形式では授業の時間以外に質問するとなるとチャットや専用のSNSなどで質問することになります。
そのため教室ですぐに質問できるオフライン形式に比べると質問の回答が遅くなる傾向があります。
オンラインがおすすめの人
地方や海外在住の人
まず上記の人は間違いなくオンライン形式のスクールをおすすめします。
たまに長時間かけて地方から都市部のオフラインスクールに通われる方もいらっしゃいますがその通学時間で学習を進められますし、続けるのも大変なのでおすすめしません。
仕事や学業と両立しながら学習したい人
仕事や学業などでまとまった時間が取れないという方もオンライン形式のスクールがおすすめです。
オフライン(通学型)のメリット
次にオフライン(通学型)について解説します。
オフライン形式のスクールには一部教室を持たずにカフェなどで指導するようなスクールも含まれますが、今回は教室に通い学習する形式のスクールのみを対象とします。
質問の回答がすぐに得られる
オフライン形式(通学型)の多くのスクールは自習用に教室を開放しており、そこには講師が常在して質問を受け付けています。
つまり生徒は疑問点をいつでも質問できる上、その場で回答をもらえるわけです。
これはオフライン最大のメリットです。
オフラインでしか学べないものがある
実はオフライン形式(通学型)でしか経験することができないことがあります。
それは「チーム開発」です。チーム開発とは簡単に言うと一人ではなく複数人のチームで開発すること。
教室に通い複数人で授業ができる通学型だからこそできる内容ですね。
エンジニアとして転職した後の実際の業務はチーム開発をする場合が多いため、経験しておいて損はありません。
同じ志を持った仲間ができる
オフライン形式(通学型)では自分と同じような目標を持った仲間と出会うことができます。
同じ目標を持った仲間たちと切磋琢磨しながら学習するとモチベーションが維持しやすいですよね。
また、スクールによっては卒業生のコミュニティもあるので卒業後もつながることができます。
オフライン(通学型)のデメリット
地方や海外在住の人は利用できない
オフライン形式(通学型)の場合場所が教室のある都市部に限定されるうえ、レッスンの対応時間もオンライン形式よりは短いので通える人が限られます。
これがオフライン形式の最大のデメリットです。
オフラインがおすすめの人
手厚いサポートが欲しい人
オフライン形式のスクールはオンライン形式のものに比べ質問対応や進捗確認などが手厚い傾向があります。
実践的なカリキュラムで学習したい人
実際にエンジニアとして働くとなると、人と直接コミュニケーションをとりながら仕事する場合がほとんどです。
前述したチーム開発も含め、実際の労働環境に近い環境で学びたい人はオフライン形式がおすすめです。
モチベーションが落ちやすい人
オフライン形式のスクールは、対面での細かいサポートや同じ目標を持った存在などモチベーションを保つ要素がたくさんあります。
モチベーションを保つ自信がない人はオフライン形式がおすすめです。
まとめ
少し長くなりましたが、オンラインとオフラインどちらがいいのかを解説しました。
大切なことはオンライン形式とオフライン形式どちらが優れているのかを考えるのではなく、どちらが自分に合っているかを考えることです。
自分の目的や性格、ライフスタイルから自分がスクールに求めるものを明確にして自分に合ったスクールを選びましょう。